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お米の釜出パン 実の穂(たつの市)

2026年5月13日水曜日

生米パンが主食になる暮らしを西播磨から発信。ランチプレートには第二の主役、醗酵ドリンクも



今回の主役。それは小麦粉でもなく、米粉でもなく、生米(なまごめ)を使った革新的なパン。

生米パン
415日、たつの市揖保川町にオープンした「お米の釜出パン 実の穂」へ。

多くの人に生米パンの魅力を

山、川、田の美しい自然環境がそろう相生市の地名「釜出」を店名の一部に。オーナー・松尾佳子さんは夫・正和さんの出身地のここが「大好き」と言います。正和さんは土、日曜に店のサポートを。

松尾さん夫妻
大学時代からパン教室に10年ほど通っていた佳子さん。その後、トールペイントへと興味が移りました。しかし、友人とバーベキューをしていたとき「パンの焼きたての香りや風味に懐かしさを覚えて」、再びパンの道へ。
辿り着いた先が、自身の体質に合う「生米パン」です。


パン講師として活動中の202412月に「西播磨ビジネスプランコンテスト」で最優秀賞を受賞。多くの人に生米パンの魅力を届けるため、店舗準備を進めることにしました。


広々とした空間には佳子さんのトールペイント作品が。


店内にいると、あふれる光を浴びているようで心が整います。

品格漂うパンと多種類の醗酵ドリンクと

生米パンの「ランチプレート」。
新しい出合いに、ドキドキ。

【生米パンとは】
水に浸したお米をミキサーに入れ、食物繊維をミックスし、成形したもの。
【佳子さんに聞いた特徴】
・栄養価が高い
・食べ応えがある
・モチモチとした食感


作る際のポイントとして、お米の特性を知るのが大事とのことで、成形時の力加減がグルテンを含む小麦粉とは異なるそうです。

お米は顔が見える生産者、宍粟市で農家を営む親戚から。

5月の生米丸パン2種、「生ハム&クリームチーズ」と「粒あん」。
外側はカリッ、内側がモチッ、炊きたてのお米の香りがして、ほのかに甘い。
「生米」という響きから連想した「お米、むきだし」なイメージとは真逆で、品格が漂っています。

「ランチプレート」(1480円)。ドリンク付き
佳子さんが生米パンと同時期に存在を知った、第二の主役といえる醗酵ドリンクも数種、料理に取り入れられています。
ドリンク自体ではパイナップル、ハンバーグには柿、ヨーグルトに添えられた桑の実ジャム、フレーバーティーへは柚子が。キムチにも柿、パイナップル、キウイが加わって丸みのある辛さ。

カウンター奥に並ぶ48種類の醗酵ドリンク
生米と醗酵ドリンクとのコラボレーションだったり、生米をパウンドケーキやシフォンケーキに用いたり、可能性は無限。

千姫、生米普及委員会の会長になりたい。



※記事は取材当時の内容です



お米の釜出パン 実の穂
兵庫県たつの市揖保川町山津屋16-7(レンガ通り)
営業日時:土~月曜11:00~16:00 ※「ランチプレート」限定20食 ※予約がベター
駐車場:あり
※予約はインスタグラムのDMや公式LINEから

千 姫

文筆家(元新聞記者) / モデル

「ぐるりん」では姫路市を中心に、地域貢献としてさまざまな分野を取材・執筆しています。心を動かしているのは地元愛!

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