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MILbake※(姫路市)

2025年10月27日月曜日

すべて米粉。噛むほどにほのかな甘みが漂うパン、気づくと食べ終わってしまっている焼き菓子



パンも焼き菓子も、そして店主も輝いていて――。自宅工房での開業から約1年半、米粉のパンと焼き菓子「MILbake※」(ミルベイク)の店舗が先月、姫路市田寺にオープンしました。

パンは10種類以上、焼き菓子は3種類

営業日は2パターン。

① パンと焼き菓子の日
② ホールケーキ受取日

パンと焼き菓子の日に訪ねました。国家資格、製菓衛生師を取得している出水田幸(いずみだみゆき)さんが米粉で生み出すパン10種類以上、焼き菓子3種類が並んでいます。


出水田さんは神戸の製菓専門学校で和菓子、パン、ケーキと幅広い知識と技術を習得し、西宮の洋菓子店へ5年間勤務。結婚、出産を経て、まず2024年2月に自宅工房を立ち上げました。


幼少期にすでにスイーツの道へと決めていたそう。「幼稚園のそばにはバウムクーヘンの店、小学時代の友人宅近くにはタルト専門店があって、甘い香りに魅了されていました」と記憶を辿ります。


米粉を扱っているのは自分の体に合うのが理由。アレルギー体質で揚げ物に米粉を使ってみたところ、症状が和らいだのがきっかけです。

店舗前看板には「アレルギーの方は先に教えてください」との文言が。


自身と同じ体質のお客さんが来店し「商品の中からどれでも自由に選べる~」と歓喜の表情を見られたときが、仕事の意義を感じることの一つだとか。

てんさい糖や天日塩などの調味料を使って

家事に子育てに、と多忙な出水田さん。だけれどもエネルギッシュさが伝わってきます。パンや焼き菓子に、めいっぱいの情熱が注がれているのが分かりました。

パンへは粒子が細かく軽やかな熊本県産米のミズホチカラを使用。
小麦のほか、卵と乳不使用の「山食」はモチッとしていて、広がるのはほのかな甘み。

「山食 中ハーフ」(600円)。「小ハーフ」(350円)もあり
「薄くカットしてリベイクしたらカリカリに、せいろで蒸したらムッチリしますよ」と教えてもらいました。

「山食」を用いた「厚焼玉子サンド」も。


サンドには天日塩、こしょう、てんさい糖、少しの辛子マヨネーズを。シンプルだからこそ、リピートしたくなります。

「厚焼玉子サンド」(400円)。鉄製の卵焼き器で調理
まとめ買いする人もいる「塩バターパン」。上部の天日塩に呼応するように、ジュワッと有塩バターが染み出てくる。

「塩バターパン」(300円)
てんさい糖や天日塩、米油といった調味料は「家族に食べてもらいたいものをお客さまにも」との考えから。

焼き菓子の米粉は、それぞれに適した種類で。


「ちびクッキー」をピックアップ。子どもがこぼさずに食べられる一口サイズの直径2.3cmです。バニラ、チョコ、アールグレイが入っていて、千姫の場合、気づいたら1袋の中身が全部なくなっていた。

「ちびクッキー」(350円)
噛むほどに手の指先からつま先までじんわりとゆきわたっていく。しなやかに心が解きほぐされていく。「MILbake※」の米粉パンと焼き菓子。


※記事は取材当時の内容です


MILbake※(ミルベイク)
兵庫県姫路市田寺8丁目13-52
不定営業 ※インスタグラムで確認を
駐車場:あり
※問い合わせはインスタグラムのDMから

千 姫

文筆家(元新聞記者) / モデル

「ぐるりん」では姫路市を中心に、地域貢献としてさまざまな分野を取材・執筆しています。心を動かしているのは地元愛!

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