姫路周辺をぐるりとまわって地域情報をお届け

SNTK.eternite(姫路市)

2025年8月9日土曜日

機能性や利便性やコスト、それよりも「愛しい佇まい」が勝るロマン。アンティーク雑貨と古道具



わわっ。黒電話にコーヒーミル……。


わわっ。金魚鉢や秤……。


姫路市仁豊野の「SNTK.eternite」にはアンティーク雑貨と古道具がぎっしり。雑貨店巡りが好きだった代表・森川真紀さん。特に年代物は値段を気にせず手に入れていたそうです。「古いカー製品の販売業を営んでいる夫が、その仕入れ先から私の気に入るものも買ってきてくれるようになりました。でも1個売りではなく、同じカテゴリーの品物を大量に抱える形になって」とオープン。まもなく3年になります。

店名は子どもたちの頭文字にちなんで
古きよき道具以外では服飾に力を入れていく予定で、今は韓国へ買い付けに行った夏服が残りわずかな状態でした。今後、秋冬ものに期待を。

凸凹や錆のあるアイテムから歴史を身近に

明らかに異空間。レトロなモノが生命力に満ちている。「ロマンがありますよ」と真紀さん。目を輝かせながらの説明が止まりません。


約70年前のウランガラスで作られたランプはブラックライトをあてると緑色に変化します。千姫の自宅に合いそうな雰囲気。

ランプ(5000円)
同じくウランガラス製の瓶は所々の気泡が情趣を帯びていて、眺めていると心が静まる。薬入れとして使われていたとか。

薬瓶(1000円~)
真紀さんは経年劣化に愛しさを感じています。「擦れやよれ、錆や凸凹。箱一つにしても、どんな人が何をしまっていたのかな」というふうに。

50年ほどを経たトランクは使っても飾っても。

トランク(7800円~)
手元に置くと歴史を引き継いでいる精神になりますよね。

柱時計は生きている!?

手巻き式の柱時計も勢ぞろいしています。

文字盤に「30DAY」の表示があるのは、一度ゼンマイを巻き上げると1カ月間作動するタイプ。下画像の右側は毎日巻くタイプ。「新しい朝が来た」と巻きながら、素敵な一日の始まりを予感させること間違いなし。

柱時計(左1万2800円、右7000円)。左は機械部分が腐敗していたため電池式に
といっても湿気や振動をはじめ、設置する環境によって作動日数は変わってくるようです。時計は生きている! そしてまた、アンティーク雑貨も古道具も脈々と生き続けている!

今ではほとんど見かけない形の扇風機。あまり涼しくない、重い、電気代がかかる。残ったのは「佇まいが可愛い」のみ。でも、そこに価値が見いだされるのです。

扇風機(1万2000円)
令和の時代、確かに「SNTK.eternite」にはロマンがありました。


※記事は取材当時の内容です


SNTK.eternite
兵庫県姫路市仁豊野508-1
電話番号:079-263-9788
営業日時:日、月曜11:00~17:00
駐車場:あり

千 姫

文筆家(元新聞記者) / モデル

「ぐるりん」では姫路市を中心に、地域貢献としてさまざまな分野を取材・執筆しています。心を動かしているのは地元愛!

| Home | サイトについて |
| プライバシーポリシー | お問い合わせ |